この本を読みました「日本古典と感染症」

コロナ禍になってからというもの、

僕は、あらためて日本の歴史を振り返ってるんですが

 

面白いですね。ほんとに。

 

先人たちの凄さに感服します。

 

古事記もめちゃくちゃおもしろい。

 

で、今回は

日本古典と感染症

 

というタイトルがとても興味深かったので読んでみました。

 

 

読むと、とても読み応えがあり

いろいろと昔の日本人はすごいなぁと感心させられました。

(めっちゃ月並みな感想ですんません)

 

僕的に、へぇーとなったのは

 

平安時代の作家

紫式部が書いた源氏物語 で 病気がときおり取り上げられていて

光源氏が、わらわやみ (現在でいう感染症)を患っていて

(病名はマラリアといわれてる)

京都の北山の聖のところへ、加持祈祷をしてもらいに行く道中で

生涯の伴侶となる若紫(紫の上) を生垣の間から見たことから

「垣間見る」という言葉ができたっていうのも発見で、

んで、一目惚れしちゃった若紫(紫の上) も胸の病気 (現在でいう結核)になり

亡くなってしまうなど

フィクションでありながら、1000年以上も前の1008年に、すでに感染症を描いてるのがすげーなと。

 

あとは、感染症は以前は伝染病だったけど、病状が複雑化したことがあり

感染症という言い方に変わったのも、勉強になりました。

だから、言葉として耳に入れた時の、病状の重さが伝わりにくいんだなと思いました。

 

どうしても、感染症は軽い感じがするのは僕だけ?

 

伝染病の方が、重く受け止める気もするけど、インパクトが強いし

病気でないものもあるから、ちょっとした差別になるんでしょうね。

 

他には、

・外から病原菌やウイルスを持ち込むということで

履物を脱いで身をきれいな状態にして家に入るということで、土間という発想になったとか

 

・排泄物からも移るということがわかって、住居のできるだけ遠い場所に

トイレを設置するとか

 

・食事の時に、たとえ家族でも各自に銘々膳(めいめいぜん。それぞれに出すお盆)とか、箸を用意してたのは、飲食による感染を防ぐためとか

 

・村によっては、隣村から感染が広がってることを聞きつけると、感染を村の混乱を防ぐため

最低限の家財道具を抱え、今で言う、三密を避け

村ごと一時的に山奥にソーシャルディスタンスしにいき

約2週間〜2ヶ月隠密に過ごし、感染が落ち着いたら、また村に戻ってくるとか

 

なんていうか、もう先人達、頭ええなーって。

 

・江戸でコレラが流行した時、3日ぐらいで亡くなることから

コレラをひねって、「3日でコロリ」でコロリって言ってたとかも

上手いのかどうかわかんないけど、

ブラックジョークで面白がるのは、昔も変わんないんだなとか

 

とにかく、面白かったですね。

 

古文のままで表記してるところも多々あるので、

内容を理解しながら、読むには少し時間もかかりますけど

それはそれで勉強にはなります。

 

あらためて、人は昔から

 

感染症と向き合ってきたんだなと思うと

 

なんだかエモいですよね。

 


今日の一曲

Domenique Dumont

作業用アンビエント


 

じゃ、また。

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