着物を着ることについて。4

前回のつづきから。

 

サイズが合わないと、結果

「ストレスが重なり疲れる」というところに

約1ヶ月、毎日欠かさず着てみて、ようやく気づいたところです。

仕事でも、もらいものの着物を着てみました。襷(たすき)もかけて。

やはり洋服と勝手が違うので、けっこう苦労した(笑)

 

 

 

それで、前回も書いたように

 

現在、自分のサイズに合う日常に着れる着物を仕立中です。

(10月12日到着予定です)

 

 

で、着物を着て街を歩いてて

 

いろんな方々に声をかけられましたね。ええ。

そんななか、着物をよく知ってる方々からは

 

いろんなお話を聞いたり、着こなしを指摘されたり(笑)されました。

 

そこで、一つ気づいたんです。

 

5. 着物への価値観、アプローチの違い

 

おじさま、おばさま方とか、

または同世代の着物をよく着てる方とね、会話をしてると

 

着物に対する価値観とか、アプローチが

 

僕と違うんですね。ええ。

 

この方達の話を聞いてると

 

着物(和装) = フォーマル(礼装)

 

なんです。

 

良い生地で、良い仕立てで、良い織り、良い染め、いい小物を使う

 

そして、それを身に着けてイベント事、式典、行事などに行く

 

いわゆるヨソ行きのための 「着物」なんですね。

 

だから、一点一点が高価だし

 

着物を着ている人のそういうところを見るんです。

 

あの人の着物は良い染だわって。

 

それはそれで悪くはないし、そういう世界もあってしかりだと思います。

 


 

が…..

 

僕はそうでなくて、

 

 

着物(和装) = デイリーウエア(ふだん着)

にしたいんです。

 

だから、毎日着たいし

 

出かけたりもするし

 

スーパーで買い物も行きたいし

 

眠くなったら畳にゴロンと転びたいわけです。

 

 

となると、高価な生地だと

 

気を使って、気軽に着れないんですよね。ええ。

 

だからリーズナブルな価格帯のもので、かつ家で洗濯できるものが良くて

 

木綿、ポリエステル、麻、綿麻などの素材のものが

 

何着かあって

 

で、ちょっとオシャレする時は、

 

正絹(しょうけん)で、紬(つむぎ)や、お召しで

 

1、2着あればいいかなと。それに紋付きの羽織があればちゃんと礼装にもなるし。

 

 

そういう感覚なんです。僕は。

 

 

だから、僕は高価だから良いじゃなくて

 

その人の色使いとか、帯の組み合わせとか

 

洋服や、小物を上手にミックスしてる方に注目します。

 

 

だって、江戸時代はみんな、毎日着物で

 

毎日、そんな良いものを着てないはずなんですよ。

 

日々動き回るから。

 

それで、家で洗ってるはずなんですよね。

 

 

 

で、「恰幅(かっぷく)良くないと着こなせない」なんて

(細いとダメ)

言われるけど、江戸時代の日本人ってそんな太ってないんですよ。

 

今みたいに便利じゃないし、裕福でもないから、日々動いてるので

太るわけがないんです。

 

てことは、細くたって、みんなあたりまえに着こなしてたはずなんですね。ええ。

 

だから、こういう認識を僕は変えていきたいんです。

 

着物を礼装でなくて、Tシャツにジーンズの感覚にしたいんです。

 

そうしないと、世の中は絶対に着物の需要は伸びて行かないと思います。

 

え?話がずいぶんと壮大になってきてるやんって?

 

そうですねん。

 

自分が着物を着だして、着物の良さに目覚め、奥深さにハマり

 

かつ着こなせた時の、周囲の賞賛も気持ちが良いし

 

洋服では得られない感覚なんです。

 

その着物文化を、僕はドイツで広めたいと考えるようになったんです。

 

仕立てもできて、気軽に着れて、好きになってもらって

 

織りや染めや生地の産地の話とか、小物使いの話とか

 

ヨーロッパ人と楽しく話したいんですよ。

 

お茶や生花とか座敷とか、ちょっとした日本文化も体験できるような空間もあって

 

そんなKIMONO文化が、ヨーロッパで広まったら

 

すごく良いことじゃないですか?

 

結果、それは日本の着物文化が衰退しないことにも繋がりますし。

 

だから、今回の着物を着るようになって

 

いろいろと目覚めてきた感じがあります。

 

やっぱり、ヨーロッパ文化に寄せて行くんじゃなくて

 

日本の伝統文化で勝負したいなぁって。

 

それは、つまり日本の文化をめちゃくちゃ勉強しなくちゃいけないんですけど…。

 

 

何回もドイツに行って、いろいろ模索して

 

ようやく一つ見つけだした感覚ですね。

 

 

次回につづく。

 

 


今日の一曲

日本の音楽といえば、雅楽です。

いつ聴いても心が落ち着く。

 


 

 

じゃ、また。

 

 

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